読み物
2025/05/23 12:17
近年、全国的にお米の供給不足が話題になる中で、「どうせ食べるなら本当に美味しいお米を選びたい」という方が増えています。
実は、焼き物の名産地として知られる佐賀県は、知る人ぞ知る美味しいブランド米の産地でもあるんです。棚田が広がる自然豊かな土地で育まれたお米は、香り高く、粘りがあり、冷めても美味しいと評判。
そんな佐賀の人気ブランド米と、毎日のごはんをもっと楽しむための「ご飯茶碗の選び方」をご紹介します。器の形や素材にもこだわることで、いつもの食事が格別のひとときに変わります。
佐賀県のブランド米|特A評価の「さがびより」など、注目の品種をご紹介
佐賀県のお米といえば、まず外せないのが「さがびより」。
日本穀物検定協会の「米の食味ランキング」では、15年連続で最高評価の特Aランクを獲得。 粒が大きく、炊き上がりはふっくら。冷めてももちもち感が続くため、お弁当やおにぎりにもぴったりです。 佐賀県内のスーパーなどでもよく見かける、代表的なブランド米です。そのほかにも、個性豊かな品種が多数あります:
夢しずく
程よい粘りとふっくらした炊きあがり、光沢のある見た目が特徴。佐賀県内で2番目に多く栽培されています。さがひのひかり
「色つや・うま味・粘り」の三拍子がそろったバランスのよい品種。天使の詩
炊きたてはもちろん、冷めても粘りと甘みが持続します。佐賀よかもち
もち米の名産地でもある佐賀県。おこわや和菓子などに使われています。
そのほか、「七夕・上場こしひかり」「たんぼの夢」なども人気。
どれも佐賀県の自然と農家の技術が育んだ自慢のお米です。
ご飯茶碗の選び方|器にもこだわって、もっと美味しく
お米の美味しさを引き出すのは、「ご飯茶碗」の役割も大きいんです。
毎日使うものだからこそ、自分に合った器を選ぶことで、食事の時間がより豊かになります。
① 茶碗のサイズ|基本は“手にすっぽり”が目安 昔ながらのサイズでは、男性用が「4寸(約12cm)」、女性用が「3寸8分(約11.5cm)」ほど。 現代の器もこの規格に沿ってつくられたものが多く、手のひらに収まりやすいのが特徴です。
② 手にフィットする、持ちやすさ重視 日本の食事作法では、器を持って食べるのが基本。だからこそ、持ちやすく手になじむ形が重要です。 大きすぎても小さすぎても使いづらくなってしまうため、実際に手に取って感触を確かめて選びましょう。
③ 素材で選ぶ|使い心地や見た目に違いあり 昔は木や漆のお椀が主流でしたが、江戸時代以降は陶磁器の茶碗が普及。 現在では、漆器・陶器・磁器など多様な素材が使われています。 見た目や手ざわり、口当たりなどの違いも含めて、お気に入りの素材を探してみてください。
陶器:温かみがあり、窯元ごとに特徴がある。炊き込みご飯と相性◎
磁器:白く透明感がある素材が、ご飯の白さを美しく引き立ててくれます
漆器:軽く蓄熱効果があるのが特徴。ご飯がずっともちもちです。
④ 色や質感で食卓を演出 白系の茶碗はご飯のツヤを際立たせ、黒系はコントラストでお米の白さが映えます。 釉薬の表情や焼き物特有の風合いも、器選びの楽しさのひとつ。 料理や気分に合わせて器を変えると、食卓がもっと楽しくなります。 いつものお茶わんもいいですが、特別な日のお茶わんも是非、揃えてみましょう。
毎日のお米をもっと特別に|佐賀のお米と器で“ごはん時間”を楽しもう
日本人の食卓に欠かせない主食、お米。
そこに自分好みの茶碗が加わるだけで、毎日のごはんがちょっと特別な時間に変わります。
佐賀県には、「有田焼」や「唐津焼」など、ご飯茶碗としても人気の高い伝統工芸の器がたくさんあります。
おいしい佐賀米とともに、器の魅力もぜひ味わってみてください。
🍚 お気に入りの茶碗で、毎日のごはんをもっと楽しく
お茶碗にあわせてつかいやすい食器をご紹介します✨
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