読み物
2025/12/12 14:22

令和6年能登半島地震において、被災した北陸地方。あの地震からもうすぐ2年が経とうとしています。地震後の復興途中に大雨にも見舞われ、復興が思うように進んでいないのが現状としてあります。中でも広範囲にわたり甚大な被害があった石川県には、現代に受け継がれてきた伝統工芸品がたくさんあり、地震の影響で伝統が途絶えそうになる中、必死に守ろうとしている方々に出会いました。そこで、ピースクラフツではどういった形で手助けができるのかといった事を模索し、私たちが佐賀で続けてきた伝統工芸支援活動の一部を石川県の伝統工芸品等の復興支援として、展開できるのではないか。という決断に至りました。



直接被災後の能登や輪島に足を運び、伝統工芸事業者の現状を視察。産地の状況や、つくり手の想いに直に触れることから始めました。作家さんの中には、工房や町の状態などから、これ以上続けていくことが難しいため、廃業することも検討されているかたもいらっしゃいました。


作陶初期から大切に保管されていた品も、つくり上げたばかりだった品も割れてしまい、破棄するしかなかったところを譲り受け、有田の金継ぎ師に修復を依頼しました。大切にされていた非売品はお返しし、一部は佐賀でも能登の伝統工芸品を知ってもらう機会を設けることにしました。知って頂くために、パネル写真展示会や、能登の伝統工芸品として有名な輪島漆器から、幻の珠洲焼まで、様々なカップを使用したコーヒーの試飲会を開催。また、商品を寄附付きで販売するなど様々な方法で「産地をつなぐ 能登震災チャリティーイベント」として、日本最大級の陶磁器祭りである、有田陶器市にて支援活動を行いました。


このたび、オンラインショップのリニューアルに伴い、改めて、能登支援の一環として能登半島地震において無事だった商品を一部買い取らせていただき、販売を行っています。ひとつひとつを手に取るたびにきっと何かを感じていただけるのではないでしょうか。
ピースクラフツの母体でもあるピースウィンズでは、今も能登半島支援を続けています。


ピースクラフツの活動は、皆様からの寄付や販売収益で運営されています。